◎びわ湖には「琵琶湖八珍」と言われる、おいしい淡水魚などが8種類生息しています。
読み方は「びわこはっちん」です。
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【びわ湖八珍】の紹介
- ビワマス
- ニゴロブナ
- ホンモロコ
- イサザ
- ゴリ
- コアユ
- スジエビ
- ハス

ではここからびわ湖八珍を紹介していきますね。
ビワマス

ビワマスは琵琶湖の固有種で、サケ科に属する淡水の魚です。
(現在は栃木県・神奈川県・長野県の湖にも生息が確認されています)
体のサイズはサケ科の種のなかでは比較的小型ですが、それでも大型の個体では50センチ以上のサイズに成長します。
寿命は約5年で、その一生を淡水域で終える魚なんです。
ほんの数ミリの稚魚からはじまり、たったの5年で50センチ以上にまで成長します。
ビワマスの旬は初夏です。
塩焼きやフライ、ムニエルなどに使用でき、刺身にする場合もあります。

びわ湖のビワマスは、ほかのサケ達とはちがい、ずっと淡水で生活しています。
だから「磯臭さ」がなくて、さっぱり食べられます。
ビワマス買った!今晩優勝決まったわ🐟サービスでビワコ入ってた♥
— 琵琶湖の水産業を本気で何とかする会 (@BiwakoLover) September 3, 2022
ビワマス食べて、びわ湖の森を助けることができるって最高やんhttps://t.co/BwvEuUFU0h pic.twitter.com/66y81QMTrT
びわ湖産のビワマスとヒマラヤ産の塩がスペイン産の白ワインとマジでベストマッチングするなんてな。 pic.twitter.com/vwF6Jn1ECW
— ふさを (@potawott) August 13, 2021
ニゴロブナ

ニゴロブナもびわ湖のコイ科の固有種です。
生後2~3年で30cmくらいに成長します。
旬は冬・春です。
ニゴロブナを使った名産が「鮒ずし」です。
(ほかの魚でも作られますが、ニゴロブナが一番だそうです)
鮒ずしは塩漬けしたフナをご飯に漬け込んで、乳酸発酵させたもの。
現在の寿司の原型ともいわれる「馴れずし」の一種です。
特に卵を持った3月~4月のメスが珍重されていて、値段はオスの10倍もするそうです。
オスの身は旨味が多く、刺身や煮付けに向いています。

滋賀県で最も有名な珍味といえば、「鮒ずし」でしょう。
お酒の肴にいかがですか?
今夜は昨年のふるさと納税で届いて冷蔵庫に眠ってたびわ湖産のふな寿司
— 北海道ライダーひろしさん (@hokkaido_biker) February 1, 2022
初めて食べます
うーん。。。なるほどこういう味ですか
匂い強烈ー
71.2(今朝の起床時) pic.twitter.com/uK2MDtuoaM
大好きな滋賀県!♡ふな寿司はソウルフード!♡びわ湖のパッケージも可愛い!♡ #47都道府県チップス #鮒ずし味 #ラブJPN #カルビー https://t.co/qkkCMM7IQN pic.twitter.com/i8dMfinqCV
— 🍀まろん。🍀 (@kuri_249) December 19, 2017
ホンモロコ

ホンモロコもびわ湖のコイ科の固有種です。
ホンモロコの寿命は2~3年ほどで、稚魚は生まれてから1年ほどで7~10センチほどの大きさに成長します。
食べて美味しいのは産卵を控え脂がのった1~3月で、特に子持ちのメスは絶品と有名です。
また秋のホンモロコは脂がのっていておいしいです。
旬は秋・冬・春です。

びわ湖周辺では「ホンモロコの佃煮」によく出会います。
おいしいですよ。
びわ湖産天然ホンモロコのフリット。淡白でふわりとした食感の身に、内臓の仄かな苦味がアクセントとなり、うんま〜い(*´ω`*) pic.twitter.com/UT37Px2Gmq
— 桐原ねろ吉 (@nerokichi) November 26, 2016
イサザ

イサザもびわ湖固有種でハゼの仲間です。
イサザの寿命は1年から2年ほど、体長が8センチほどの小さなサイズです。
日中は水深70Mくらいの深いところに棲んでいます。
日が暮れると浅場まで出て来て、餌を捕食します。
いいだしが取れるお魚です。
旬は冬・春です。
イサザの食べ方は、煮物や唐揚げ・すき焼き・佃煮などいろいろあります。
イサザのすき焼き・じゅんじゅんと、琵琶湖の伝統料理・大豆と煮込んだいさざ豆も絶品です。
今夜の肴はびわ湖固有種の「いさざ」
— ふむふむ(忙&疲😵) (@nyankobon) January 28, 2017
先週、フォロワーさんのツイートで食べたなって、買うて来たわ。 日本酒でぷしゅ〜♪
左側のは、鮎の山椒炊き。
どっちも(゚д゚)ウマー pic.twitter.com/GTorqPrpeM
ゴリ(うろり)

ゴリは、琵琶湖に生息するヨシノボリというハゼの仲間の小魚です。
うろりとも呼ばれているそうです。
体長1~3cm、体重1g以下ととても小さい魚です。
旬は夏。
5cmくらいの大きくなったものは、京都の市場などではかなりの高額で取引され、
料亭のちょっとした風物詩のようにもなっているそうです。
定番の「ごりの佃煮」をはじめ、釜揚げや、スパゲッティに入れる、柳川鍋風にしてと、色々楽しめます。
コアユ

琵琶湖の 小鮎(コアユ) は一般的な鮎の稚魚ではなく、琵琶湖にだけ生息する特別な鮎です。
成魚になっても10cm以下と大きくなりませんが、川に放流するとほかの鮎のように大型化します。
冬季に獲れる稚魚は、ウロコが生えそろわず透き通った体をしているため氷魚(ひうお)と呼ばれます。
冬の僅かな時期にしか獲れない氷魚をさっと塩ゆでにした釜揚げは、琵琶湖でしか食べられない芸術品といえます。
旬は冬・春・夏です。
大漁。
— ふぃーるどbird (@bird11596087) September 10, 2021
お昼は小鮎の天麩羅のします。#小鮎 #コアユ #戻り鮎#大漁 #琵琶湖 #びわ湖#写真好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/14hfYIhVnv
びわ湖の小鮎の山椒煮で、糸島「田中六五」の冷たいのを。 pic.twitter.com/8ZDWjXdi40
— ぼくのざっきちょう (@mahou_no_carpet) June 17, 2022
スジエビ

スジエビはテナガエビ科スジエビ属の小さな3cm~5cmほどのエビで、一般に川エビと呼ばれるものの一種。
主に釣り餌にされていますが、琵琶湖のスジエビは美味しく食用にされています。
旬は秋・冬・春です。
代表的なのは滋賀の名品「えび豆」です。
びわ湖のえび豆
— 流浪民 uıɯnoɹnɹ (@ruroumin) January 29, 2017
お店で出たやつと同じ(^^)🍤 pic.twitter.com/XVcxfZlRMQ
ハス

ハスは全国でよく見かけるコイ科の魚です。
尻鰭(ひれ)で雄雌が見分けられます。
上の写真では上側がオスで下側がメスです。
1年で体長6㎝、2年で体長13㎝、3年で体長20㎝に成長します。
釣りをしているとたまにかかりますが、けっこうな戦いになるので、好きな人には好まれる魚です。
でもコイ科なので骨がいっぱいあります。
旬は小型が冬・春で、大型は春・夏です。
環境省レッドリスト2020「絶滅危惧Ⅱ類」、大阪府レッドリスト2014「準絶滅危惧」にのっています。
びわ湖でハスめっちゃ釣れた~‼ pic.twitter.com/sh7WKmDEr1
— シゲT (@sigetee2) August 1, 2016
琵琶湖、ハス(ケタバス)がちょこちょこ釣れ出してます🎣
— ししまる🐗🎣釣りYouTuber&ブロガー (@fishing_shishi) June 24, 2022
湖西の高島エリアは去年の最盛期から比べると数は少なくあまり釣れなかったですが、浜と河川どちらにも魚がいました🐟️
美味しいので持ち帰って食べるといいですよ🥳#琵琶湖 #びわ湖 #釣り #ハス #ケタバス #ハス釣り #ケタバス釣り pic.twitter.com/6KLFq7q9Lw
びわ湖八珍がおいしく食べられるお店の紹介

びわ湖八珍をおいしく食べさせてくれるお店が、近江八幡市にたくさんあります。
詳しくは下のリンクからどうぞ。

休暇村近江八幡 琵琶湖八珍でも朝ごはんにびわ湖八珍が登場するみたいです。
びわ湖八珍、チャンスがあればぜひ味わってみてください。


びわ湖八珍の紹介でした。
びわ湖固有種も多く鮮度よく食べるには、やはりびわ湖近辺に遊びに来た時がおすすめです。
琵琶湖周辺はびわ湖八珍だけでなく、グルメがたくさんあります。
近江牛、琵琶湖の魚を食べられる寿司屋さん、高島のとんちゃんや果物、鯖そうめん、生バウム・・まだまだあります。
お昼しかやってないとか、大行列確定なお店もあります。
びわ湖グルメを味わうなら、よく下調べしてきてくださいね。
びわ湖八珍を紹介した本はいかがですか?

びわ湖八珍の紹介と、おいしく食べる料理法が書いてある本を紹介します。
気になる人はぜひ手に取ってみてください。
この記事ではそんな「びわ湖八珍」を紹介していきますね。
滋賀県庁のHPでも紹介されています。
琵琶湖八珍WEBサイトの御案内|滋賀県ホームページ (shiga.lg.jp)